セスナ機での垂直撮影
皆様こんにちは。
本日は航空写真における垂直写真撮影のお話です。
弊社では工場や学校、広告に使用する不動産物件などを撮影する際に
通常の斜め撮影の他に被写体や必要地区を真上から撮影する垂直撮影を依頼されることが多くあります。
飛行機の横の小窓からカメラを出して撮影するのですが、一体どうやって真下を撮影するの?
良く聞かれますが、飛行機を40~45度位地表に斜めに傾けて撮影しています。
中々想像しにくいと思いますので、下記のURL、YOUTUBEから撮影時の様子をご覧下さい。
かなりスリリングではないでしょうか?
実際はジェットコースターのように最初は体が浮いて、その後飛行機を水平に戻す時に重力がかなりかかりますので
乗り物酔いをする方は一発でダウンしてしまうでしょう。
私も駆け出しのころはグロッキーになったものです笑
飛行機の挙動としては、機首を斜め上方に上げてから機体を斜めに傾け
シャッターを切り終わったら機体を水平に戻します。
分かりやすく画像で説明すると下記のようになります。
こうやってみると少しアクロバティックな方法で垂直撮影を行っておりますね。
パイロットの技術と、カメラマンの場所誘導が上手くいった時のみ良い垂直写真が出来上がりますので、
長年経験を積みながら体一つで覚えるしかありません。
ハイクオリティな写真を提供できるよう日々精進です。
では!
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